深南部の紛争による
未亡人と孤児に関してちょうど統計が載っていました。
●紛争による孤児数
パッタニー:2,093人、ヤラー:2,013人、ナラティワート:1,918人
●紛争による未亡人数: 3県で約3,000人
●50万バーツの補償金を受けとった未亡人の数(2013年7月31日迄):2,705人
●月1,000-2,500バーツの教育省奨学金を受け取った孤児の数:5,398人
●紛争で障害を負い月1,000-3,000バーツの支援金を受け取った障害者:454人
8月31日には、パウィナー社会開発と人間の安全保障大臣がヤラーを訪問し、紛争で影響を受けた子ども、母親、未亡人に対してこれまでの補償と支援プログラムに上乗せして、補償とリハビリを行うと述べました。また、こうした女性のための仕事の創出も必要だとしました。
この記事によれば、未亡人が抱える問題として、死亡した夫の借金を妻が背負わなければならないということが大きいそうです。その中には数百万バーツに達するものや、高利貸しによるものも含まれており、SBPACがケースバイケースで対応しているということです。
そう言えば、4-5年前にNewsclipにこうした未亡人達が寄り添って住む村への取材記事がありましたが、データを喪失したとかで記事が消えてしまいました。興味深い内容だったのでもう一度復活してほしいですね。