日本語のニュースでも報道されましたが,12月22日プーケットとサダオ郡で深南部と関連があると見られる事件がありました。
記事1→
プーケットの警察署駐車場に爆弾積んだトラック
記事2→
3箇所で爆発 28人けが タイ深南部ソンクラー県
これが本当に深南部の過激派によるものだとすると紛争地域が拡大したことを示すので衝撃的なわけですが、プーケットの方は捜査中でまだ確定したわけではありません。というのは、爆弾そのものはすぐ爆発する状態にはなっていなかったようで、深南部で盗まれたトラックを使ってプーケットで爆弾を製造し、また深南部に戻る途中だった可能性も残っているようです。
サダオ郡の方は、BRNが歴史的にパタニ地域に含まれるとしているが、タイ政府がこれまで全く反政府活動がないということで拒否していた郡で、今回が反政府活動と関係があるとするとこれだけ大きな攻撃は初めてとなります。まだ単なる利権争いの可能性’もありますが、こちらの方が関係者にとっては衝撃が大きかったのではないでしょうか。
関連エントリ→
「サダオ郡は対象か」2013年7月18日
追記:
26日朝にまた爆弾事件がありました。