忍者ブログ

タイ深南部勉強ノート

英語、タイ語、マレー語、日本語からタイ深南部紛争地域の情報をぼちぼち整理しています。 自分用のメモなので時々書き直し、追加あります。

「僧が一人殺されたらモスクを一つ焼き討ちに」

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

「僧が一人殺されたらモスクを一つ焼き討ちに」


29日、観光地としても有名なベンチャマボーピット寺院のアピチャート プロムジャン高僧がFacebookに「政府は、深南部でイスラム過激派に仏教僧が一人殺されたら、代わりにモスクを一つ焼き討ちにすべき」とポストして波紋が広がっています。コメント欄には賛同する声とともに異議も多く寄せられています。(彼がポストした残酷な写真を見るのはお勧めしません。)

プラチャータイの記事によると2014年に993人が深南部の過激派がらみの事件で殺され、そのうち432人、43.5%がイスラム教徒、
 
 552人、55.6%が仏教徒(DSW調べ)でした。深南部でのイスラム教徒ー仏教徒の割合8対2と考えると仏教徒の犠牲が目立つのは事実です。ただこの中にはターゲットになりやすい治安関係者も含まれており一般人の場合の比率は明らかではありません。



ちなみに、隣国にはTIMEの表紙を飾った「ミャンマーのビンラディン」と呼ばれる過激派仏教僧アシン・ウィラスがおり、ほんの一部ですが、タイ国内でも彼に賛同・支援する動きもあります。アピチャート僧と彼を同列にはできませんが高僧によるこうした発言には注意していく必要があります。

拍手[0回]

PR

コメント

プロフィール

HN:
Yu
性別:
非公開
自己紹介:
本業ではありません。