南部の犯罪の攻撃対象は少しずつ変化(拡大)してきています。
初期は公務員(警察官、教師、兵士等)が狙われることが多かったのですが、だんだん村長などもターゲットになるようになり、最近では比較的安全と言われたハートヤイの高級ホテル爆破(2012年3月)のような無差別攻撃も時々起きるようになっています。
最近起きた下の二つの事件も地元では比較的狙われないと思われていたグループでした。
「東部ラヨンから来た果物商人を射殺。」
http://www.newsclip.be/news/2013207_037134.html
「教師も生徒も周辺住人も全てムスリムだから安全。警備は不要と断っていた。」
bit.ly/1488giC
これまで観光で来ていたマレーシア人が巻き込まれたのを除けば、外国人が命を落としたり、狙われることはなかったのですが、今後とも安全とは限りません。
言われているように現在の攻撃の主目的が、国内問題として外国の干渉を厳しく制限しているタイ政府の南部政策に対抗して、独立もしくは自治権の獲得のために世界へアピールすることだとするとこれまで外国人が狙われなかったのが不思議なくらいです。
この地域へ行かれる方はくれぐれもお気をつけて。