これまで2月28日の署名、3月28日の第1回協議、4月29日の第2回協議、6月13日の第3回協議の他に、少なくともパラドンNSC事務局長（とタウィーSBPAC長官＋α）は3度マレーシアへ飛んでマレーシア政府とBRNに会っています。

それは、第1回協議の事前準備であったり、ラマダン中の停戦合意形成だったり、停戦違反のフォローアップのためだったりでした。（わかりにくいのですが、報道される公式な協議以外に、マレーシアが双方を呼んでアドホックに行う「半公式な」協議があるようです。この場合は参加メンバーは公式な協議より限られています。）

3度目は今週の水曜日に行われました。
この中でタイ側は容疑者の逮捕時の射殺を含む2件、BRN側は6件の停戦違反があったことを認めたようです。（その後水曜日の教師2名が死亡した事件も追加。）

ここでわかるのは、双方がちゃんと個々の事件の犯人を把握していること、BRN（ハッサン　ターイブ）が和平に反対する現場指揮官（BRNの軍事部門）を抑えることができていない、というです。

それでも、お互いが違反していることを認め合ったことは確実な進歩ではないでしょうか。

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