週刊マティチョン2012年12月14-20日号に標記のインドの大学の学長が深南部のヤラーイスラム大学とソンクラーナカリン大学を訪問したとの記事がありました。
このアリガー(Aligarh)ムスリム大学というのはヒンドゥー教徒の多いインドの中にあってイスラム系という少数派にもかかわらず、インドの大学200校のうち第5位にランキングされているそうです。現在タイからの留学生も100名ほど学んでいて、今回の訪問もタイからの留学生の受け入れ増加、交換留学、学術交流ネットワークの構築を目的として行われたようです。
またアリガー大学はイスラム教に則しながら、現代社会で求められる実践的なカリキュラムを教えており、卒業生は実社会ですぐ役立つスキルを身につけることができるということです。この経験から、深南部のイスラム大学のカリキュラム開発に貢献したいと申し出たようです。
海外のイスラムネットワークの一端が垣間見える記事です。タイ側も紛争解決の方法を模索していてこうした海外の事例を紹介しています。
Aligarh_Muslim_Universityについて→
http://en.wikipedia.org/wiki/Aligarh_Muslim_University