深南部のイスラム教指導者が5日、何者かに市場で射殺されました。彼は、パッタニーの中央モスクのイマムのヤーコブ師です。タイ政府との関係も良好で、和平協議を支持するイスラム指導者の中心人物でもありました。2011年(or2010)にも自宅前で襲われたことがあるそうです。彼の死を悼む声が多くあがっています。
このように和平協議に支持を表明したり、実際に便宜を図ったりして射殺される事件がこれまでもいくつか起こっていて、和平協議に常に影を落としています。
ここ一週間も爆弾事件や銃撃事件が相次いでいます。(
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こんな状況ですが、
和平協議は8月19日以降(停戦合意が終了する日)に次の日程を決めるようです。BRNのハッサン・ターイブがチームリーダーから降りるという噂もあるようです。
7日追加;
4人の逮捕状を発行生前のヤーコブ師の活動について・・・これだけ大きな事件でも、7日になっても日本語のメディアでは全く報道されていません。本当に関心が薄いですね。
1. 無題
ヤコプ師の冥福をお祈りすると共に、一日も早い平和の到来を待ち望んでいます。