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タイ深南部勉強ノート

英語、タイ語、マレー語、日本語からタイ深南部紛争地域の情報をぼちぼち整理しています。 自分用のメモなので時々書き直し、追加あります。

焦点は第4の要求

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焦点は第4の要求

「5つの要求」が現在の和平協議の焦点になっているわけですが、最初のビデオの時と表現や項目の順番が変化したようなのでここでもう一度まとめておきます。ソースは前にも取り上げたBIPP幹部のHafizul Hakim Fatoniの説明からですが、現在の協議ではこの順番で理解されているようです。最初のバージョンと比べると大分クリアになってきました。

1・協議はBRNが率いるパタニ戦士とタイ政府との間で行うこと。
2.BRNは、マレーシアを調停者(mediator)に任命することに賛成である。
3.両者が合意したASEAN,OIC(イスラム協力機構),NGOが証人として協議に参加することを希望する。
4.パタニの土地に対する主権(pertuanan)はメラユパタニ民族にあることをタイ政府は認めなければならない。
5.BRNは、全ての政治犯の釈放及びパタニ戦士に対する逮捕状の取り消しを無条件で行うようタイ政府に要求する。


彼によると9月2日にタイ側からマレーシアを通じて、4番以外は受け入れる用意があると回答があったということです。第4の要求については、タイ側からさらに説明を求められ、数日中にBRNは回答するそうです。


別ソースによると、この週末(9月7日、8日)にマレーシアで非公式協議が開かれたようです。やはり、第4の要求については両者の合意が得られなかったようです。


関連エントリ①:5つの要求の意味(5月10日)
関連エントリ②:BIPP幹部からの手紙(8月23日)

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