バンコクのデモのニュースに埋もれていますが、1月もこれまで以上に深南部では事件が起きていました。
紹介するのは、1
月14日にヤラー県で起きた教員が射殺された事件についての記事です。彼は深南部で殺された170人目の教師になりました。この記事は彼のような補助教員が直面している問題について述べています。
・補助教員は毎年の契約更新で雇用継続が決まるため不安定な立場にいる。
・危険手当が正規雇用教員より1000バーツ少ない2500バーツ。
・テロで負傷したり死亡した際の特別補償金がない。(通常の社会保障内での補償のみ)
・正規教員が安全な地域への転任を希望し、その穴埋めを補助教員がしているにもかかわらず正規雇用が認められない。
・彼らの多くは深南部の教育投資促進のためのプロジェクト(sp2プロジェクト)下で雇われている。
学校が双方のターゲットになっていることはヒューマンライツウオッチも報告しています。
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