6月26日にバンコクで今後の和平協議についてタイ政府の記者会見が開かれたようです。今までいろいろ憶測がとんでいましたが、前回(2年前)の和平協議の頓挫からこれが初の公式説明です。
内容は下記の通り文書で次の6項目について見解を説明しています。(原文はかなり長いので要約です。)
ソース:
Prachathai 2015年6月26日1.マレーシア政府をファシリテーターとして、「政府と意見の異なるグループ」との和平のための協議は継続していく。
2.「政府と意見の異なるグループ」とは、BRN、BIPP、GMIP、PULOで、これまでマレーシア政府を交え2回話し合いを行った。まだお互いの信頼醸成の段階のため内容の詳細については発表していないが、和平協議はすでに始まっておりかつ進展している。
3.「政府と意見の異なるグループ」は対話に進んで参加し、少しずつお互いの信頼を高めている。今後この和平協議が双方が問題を協力して解決するための手段として合意されることを信じている。そして
2016年初頭に各問題について協力してロードマップを作成する第ニフェーズに入ることを期待している。4.タイ政府はこの問題はタイ国内問題であるとの立場を一貫して取っている。
政府と意見の異なるグループがMARAパッタニーを創設して代表となるのは適切でないと考える。しかし、これは協議をしないということを意味せず、これまで2回の協議で培った信頼から
協議を継続していくことは可能である。
5.和平協議は公式に始まったが、まだ一部のグループが話し合いへの参加に同意せず、依然として暴力行為を働いている。従って治安当局はこれまでと同じように万全の警戒体制を敷いていく。
6.ラマダン中、イスラム教徒が安全に宗教活動を行えるよう当局は最大の配慮と協力を行う。我々と相手側はこの点につて話し合い、双方ともラマダン期間中ืの住民の安全が確保されることを望んでいる。
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