ヒューマンライツウォッチは、ロヒンギャ問題でも声を上げていますが、深南部問題でも以前からレポート(英語)を出しています。
2010年9月「どちら側からも標的。 南タイの生徒、教師、学校に対する暴力。」「公教育制度をタイ政府の抑圧のシンボルと見なすマレーイスラム反乱者についての111ページに及ぶ報告書。教師への脅迫と殺害、公立学校の放火と爆破、生徒と保護者への恐怖の広がりについて。
反乱側はイスラム学校を自分達の運動への生徒を引き入れ洗脳する場として使ってきた。同時にタイ軍と准軍組織は対反乱作戦のための拠点として長い間学校を占拠し、生徒を不必要な反乱者への攻撃の危険にさらし、教育の障害となっている。」
2007年8月「誰も安全ではない。 南タイの過激派の市民への攻撃。」「104ページの2004年1月から2007年7月までの分離派民兵による市民への人権侵害の詳細。目撃者、犠牲者の家族、研究者、ジャーナリスト、法律専門家、人権保護家及び政府職員へのインタビューを基に構成。」
この報告書は過激派に焦点を当てていますが、HRWは「政府当局者の人権侵害についても引き続き声を上げていく」と最初に断りを入れています。
2005年8月「非常事態令はタイの憲法と法に違反。 タクシン首相への書簡。」現在も一番問題となっている
非常事態令(2005年7月~現在)について非難しています。